Ethiopia
Guji G-1 Tabe Bruka Washed
[地域]
オロミア州グジ、ウラガ
[農園]
タベ・ブルカ・ウォッシングステーション
[生産者]
周辺に暮らす300の小規模生産者(代表タデッセ・エレマ)
[標高]
1800-2000m
[品種]
在来系品種
[生産処理方法]
ウォッシュド
[ローストレベル]
浅煎り
[テイスト]
パイナップル、ライチ、レモン、ジンジャー、スパイス、シュガーケイン、ブライトアシディティ、ラクティク、クリスプ、コンプレックス、ロングアフターテイスト
*バルクメ社
タベ・ブルカ・コーヒーウォッシングステーションは、オロミア州グジzoneウラガのスケ・ワラカタ村近郊に位置するウォッシングステーションです。ウォッシングステーションの運営は輸出業者でもあるバルクメ社が行っており、オーナー兼ゼネラルマネージャーのタデッセ・エレマ氏は、1995年からコーヒー業界に携わり、スペシャルティコーヒーの生産を目的として、3つのウォッシングステーションと2つのドライミルを所有し、コーヒーの供給を行っています。
エチオピアのアラビカコーヒー全般を輸出していますが、特にシダモの標高2000m付近の高地産のコーヒーに精通しており、バルクメ社自身でもオロミア州内に2つの農園を所有し、生産技術・品質の向上に取り組んでいます。また、自社農園の技術をグジzoneの700以上の生産者とパートナーシップを結びながらアドバイスを行う事で、スペシャルティコーヒーの生産を地域コミュニティに広めながら、地域全体の持続可能な農業を支援しています。
*タベ・ブルカ・ウォッシングステーション
そんなバルクメ社がタベ・ブルカ・ウォッシングステーションを構えたのが2008年。近隣にウォッシングステーションの無かったこの土地に初めてできたウォッシングステーションでした。コーヒーのみならず社会的ミッションとして、この地域の学校や道路の建設にも寄与し、この土地のコーヒー産業と暮らしを支えてきました。現在は、周辺(10〜20kmほど)の5つの集落に暮らす300名ほどの小規模な生産者がタベ・ブルカにチェリーを納入しています。高品質なコーヒーを生産するために、チェリーの品質に合わせたインセンティブを設けて、生産者のモチベーションを高め、持続可能なコーヒー生産を目指しています。
各農家は、コーヒーの生産だけでなく食用の作物を混植するのが一般的です。特にエンセーテ(ニセバナナの木)と呼ばれる植物は、この地域の主食でもあり、根に蓄えられたでんぷん質から主食が作られています。また、幹に多くの水を貯える特徴があり、農地に一定の湿度や雨の降らない乾季においてコーヒーの木を守ってくれる働きがあると言います。
*品質とダイレクトトレード
収穫期に運び込まれたチェリーは、再選別によって熟度を均一に揃え、またウォータータンク内でフローターや過完熟なチェリーも丁寧に取り除かれます。その後、パルピングを行い、近隣を流れるブルカ川の水を利用して24-36時間の発酵工程の後に水路で水洗し、ウェットパーチメントに仕上げられます。乾燥工程では、攪拌とハンドピックを繰り返しながら、10日間前後かけてドライパーチメントに仕上げられます。エチオピアの法規制や取り決めの中、ECX(エチオピアのコーヒー取引所)に納入する必要があり、彼らのコーヒーは十分なトレサビリティや評価を得る事ができませんでした。近年になり、こうした流通の改正が行われたことを契機に、彼らは独自にコーヒーのダイレクトトレードを実施し、世界各国で高い評価を得ています。
※発送方法について
合わせて400gまでのご購入はクリックポストを(クリックポスト用の平袋)。
400g以上はレターパックプラスを。
他商品と一緒に購入の際はその商品と同じ配送方法お選び下さい。