[地域]
カヤンザ、カバロレ
[農園]
ヤンダロ・ウォッシングステーション
[生産者]
近隣の小規模生産農家
[標高]
1774m
[品種]
ブルボン
[生産処理方法]
フリーウォッシュド
[ローストレベル]
浅煎り
[テイスト]
フローラル、グレープフルーツ、タンジェリン、ハニー、ブライトシトリック、スムースマウスフィール、ウェルバランス、クリーンカップ
*ヤンダロ・ウォッシングステーション
ヤンダロ・ウォッシングステーションは1986年にカヤンザ県カバロレに造られたウォッシングステーションです。このウォッシングステーションは、近隣の22のコミュニティに暮らすおよそ3000の地元農家からチェリーが納品され、収穫期には1200トン以上のコーヒーを生産処理しています。
*ヤンダロの取り組み
ヤンダロ・ウォッシングステーションでは、家畜飼育プロジェクトや各農家の収益向上を中心とした支援プログラムなどを実施しています。特にブルンジのコーヒー農家は、1家族当たり250本ほどを栽培する零細農家がほとんどです。近年は栽培面積が小さくなっている事やコーヒーの木の老齢化が大きな問題になっています。こうした課題に対して、ウォッシングステーションでは、農家が植え替えをしやすく、また収益を大きく落とさないように、苗床から苗木を育て供給する体制を作っています。また、ウォッシングステーションで出たパルプを有機肥料として堆肥化し、周辺農家へ肥料サポートを行っています。
*GREENCOの取り組み
彼らがコーヒー品質なコーヒーを生み出しているの陰には、運営母体となる現地のエクスポーターであるGREENCOの存在があります。 GREENCOは、2015年に設立したスペシャルティコーヒーに特化したコーヒーエクスポーターで、現在Kayanzaに8つ、Ngoziに5つ計13のウォッシングステーションを所有し、ブルンジのスペシャルティコーヒーを牽引する代表格になっています。
世界の中でも最貧国とも言われるブルンジにおいて、コーヒーを通じて未来を繋げていきたいと言うのが彼らの願いです。農家は、毎年生産するコーヒーに依存せざるを得ず、彼らの生計をサポートできるように、より高品質なコーヒーの生産を手助けしています。そうした生産者へのサポートと高品質なコーヒー生産への取り組みは、生産者自身の品質に対する意識を高め、スペシャルティコーヒーにとって理想的な循環が生まれています。近年は農学専攻の学生を受け入れ、農家のトレーニングやウォッシングステーションで働いてもらい雇用を創出しています。彼らは日々の業務以外にも農業トレーニングを受け、最新の知識を得ながら、オフシーズンには15000軒の農家に農学的な支援を実施し、次の収穫に向けて働いています。また、品質、生産性、雇用だけでなく、近年はUTZや4Cの認証を受け、社会的・環境的な面においても改善に努めています。
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